2011年2月9日

お気楽極楽

最近、乗りたい乗りたい病が進行中で夜中に池袋に走りに行ったり時間があれば進角を詰めたいというのもありますがバイクの上にいます。


防寒云々と言えどもガチガチの装備には敬遠しており、常にバンズかオールスターにジーンズと気楽な感じは外せません。世間で言うバイカーみたいのも憧れますが心のどっかで反発しており転ぶことを最低条件とした装備には抵抗があり、自分が加害者になる可能性を含めた運転にもなる自分の安全性よりそもそもそんなに飛ばさないことのほうが結果オーライかなと思っています。

ただ、僕の場合はツーリングに行くわけでもなく県内をうろうろするか都内を従順に走っているだけなのでそういう意識が低いというのも事実です。
そもそもアクセル一捻りで200km出るようなバイクに乗ったことが無いということが事の発端でもありますがバリバリ(?)のハーレー乗りみたいな格好を見ていると好きなのはバイクじゃないんだなと思ったりします。実際に聞いてみたわけではないので真実はわかりませんが趣味を聞いたら「ハーレー」と答えるんでしょうか。他人様のことはどうでもいいんです。

スポーツスターというバイクに乗っていますが別段ハーレーが好きなわけではなく、かと言ってヤマハやカワサキが好きなわけではなくそういうことを考えながらバイクの乗っていることも無く、要するに僕は暇だからバイクに乗ってブラブラしてるんじゃないかなと思ったりします。

季節や風を感じたり、暖かい日に加速して、セッティングの濃さを楽しんだり、一人を感じたり、逆に言えばそれだけでしょうか。だけどもこの感覚はバイク以外何にも変えられない感覚であり、以上も以下もない等身大でいたい自分がそこ(底)にあります。乗る上で無意識ではなく意識下でバイク以上の存在にはなりたくない気楽に乗りたい自分がいます。だからバイクを格好良くしたい、かっこいいバイクにしたいと、ここ最近思うようになりました。かっこつけるのはバイクだけじゃないとロードダンサーになりかねない。そんなお気楽さが分母にあるので分子の僕は極楽です。

誤解して欲しくないのは、僕自身自分のバイクが大好きです。だから、人の乗っているバイクを見て「あの人はあのバイクが好きだから乗ってる」「みんな一緒」なので非かしたり惚れたりはしません。稀に評論家みたいな人もいますけどバイクは個人が好きで乗ってるただの機械に勿体をつける人のいう事なんか日曜日の県道並みに退屈です。バイクに乗ってそろそろ20年が経とうとしていますが最近になってそんなふてぶてしさも備え、やっぱり気楽にいっています。

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