2016年3月6日

冬の始動性が悪かったんですが直せました

気が付けばもう3月。
バイクのエンジンをかけたのは今年初めてかもしれません・・・3カ月ぶりでした。


昼にバイクで出かけて数時間後に出先でエンジンをかけようとしたらかからない。
その場で原因を考えると
・ガソリンが新しくはない
・プラグは普通
・バッテリーは6年目
・細かいことだけどエアフィルターはOEM生産らしいが社外品で怪しい


答えは全部かもしれないけど全部違いました。





原因は、混合気が濃かったです。パイロットスクリューの調整で直りました。


冬に入ってから本格的に防寒着を着る寒さになってから一度パイロットスクリューの調整(エンジン暖めて回転数が一番高くなる奴)をしました。


先日の夜またトライしてバッテリーをあげてしまったので充電してから今日の昼に再度トライ。
かかる気配がないのでプラグを見たらガソリンが付着しているのでパイロットスクリューの戻し回転数を見てみたら2と3/8です。AIキットがないキャブ(VE88A)が確か2と1/8。自分のXR(VE88E)
は規定が1と3/8なので一回転多い・・・。


しばらく乗っていなかったのでジェットの詰まりだとか純正のエアフィルターじゃないとかそういう事情があるのでパイロットスクリューの調整には敏感になっていたんですが神経質になりすぎたのが裏目に出て今回に至ったという感じです。


AIキットを外していないのでこの冬のエンジンの始動性は悪いなとは思っていましたがバッテリーが上がるまでかからないことには疑問があり、プラグだったりエアフィルターだったり結構疑いました。タペット調整は自分でいうのもなんですがOUT側を大き目に振ってIN側をきっちり出したと思っているのでバルブクリアランスだけは疑問視から除外。


レースキャブは使ったことがありませんが純正のキャブなのに季節ごとに過敏になりすぎる必要はないというのが今回よくわかりました。


今更感はありますが、アクセルワイヤーの遊びの調整時はパイロットエアスクリュー(回転数そのもの調整ノブ)は一番弱め(テンションをかけないで)といてある程度遊びを詰めたらエアスクリューを調整して初めからテンションをかけたままにするといざの時にちょっとした回転数を上げられない事態になってしまいます。


・パイロットスクリューの調整時濃い場合の症状
エンジン始動時にアイドリングが不安定→エアスクリューで回転数あげる→エンジン暖まるとアイドリングは安定するが回転数がもっと上がる→回転数をエアスクリューで良い按配まで下げる→次の始動時にあまりにも回転数が低いのでエアスクリューを勘で回して回転数を上げないといけない。これを年末に毎回やっていました。
この時は冬ってこんなんだっけ?みたいのはありましたが自分に言い訳してその場その場で過ごしていたことがいざという時に仇となってしまうというこのループです。


・エンジン始動時に注意していること
今までチョークをカチッというところまで上げてスタートボタンを押していましたが今日からチョークを人差し指でその手前まで押さえておいてエンジンがかかったらアクセルと連動して上げ下げして落ち着いたらエアスクリューを微調整するというやり方にしました。パイロットスクリューの調整ができていると嘘のように扱いやすくなります。
自分ではまあ2003年のバイクだからとかプラグコードがそろそろやばいのかなとか勘ぐっていましたが結局自分が原因だったんだなという結論です。
良い点火、良い混合気、良い圧縮・・・ですよね。

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