2011年3月19日

ブレーキフルードの交換

最近、バイクに乗ったときにフレーキングに違和感があり、ジワッとっていうのができなくてパッドは問題ないな・・と考えてみたら買ってからブレーキフルードを交換していませんでした。

5年経って約30,000km走ってればちょっと遅いかもしれませんが気にならないとやらないタイプなので僕の中で交換時期がやってまいりました。




上が交換前で下が抜いたものです。新しいオイルが若干混ざってるので実物は・・・ヤバイです。
前後やって2時間かからないところでしょうか。昔は、エアが抜けなくて二人がかりで一日中「エア抜けねー」と痛い思い出が必ずよぎります。

やり方を簡単に紹介いたします。なんでもいいから安く済ませたい方以外でこれから知識と経験を身につけたいがまだやったことがない興味がある方へお役に立てれば幸いです。よくあるネットの能書きなのでメンテ本メインでお願いします。

※ブレーキフルードがDOT5か4かマスター周辺に注意書きがあるので必ず確認してください。2006年はDOT5(ちなみに紫色)でした。

1.マスターの蓋を外して、染みこませるか油差しで抜いて、この際ウエスできれいにする。
2.新しいフルードを並々入れて、手ごたえがあるまでニギニギして握ったまま。
3.8mm(メガネのほうが楽です)でブリーザーボルトを数秒緩め、締める(この時握ったまま)。
4.2と3を数回繰り返す。
5.逆の手順で戻しておしまい。

・ブリーザーボルトから透明なチューブを通してキャリパーにフルードがかからないようにする。
・ブリーザーボルトを緩める時のブレーキレバーは気持ち強めでブリーザーボルトをちょっと緩め、握り終わっても離さないでそのまま締める
・マスターは極力、水平に。エア抜き中はフルードを切らすとまた初めからになってしまいます。
・フルードが車体に付いたら洗い流す。
・Rのダブルディスクなどは片方ずつ。(右が終わったら次、左というように)


エア抜き後
※ゴム部分洗浄するとき、パーツクリーナーは使用しないでください。純正パーツはすぐにどうこうなるわけではないですが社外だと伸びます。石油除去剤がゴムをいじめるのでやらないであげてください。

月並みですが、ブレーキまわりは自分のバイクを自分でやる分には法律で許されています。ただ命に関わりますので本気でやらないとなんのためのメンテナンスなのかわからなくなってしまいますのでくれぐれもご注意ください。

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